俳優の専門学校で学べること

俳優の専門学校はたくさんありますが、俳優になるために具体的にどんな勉強をするのでしょうか。
学校により教育のカリキュラムや指導方法に差はありますが、基本的に学ぶ内容としてはどこの専門学校も同じような内容です。

まず、正しい日本語の発音、発声練習からはじまります。
なまりや方言などが残っていては色々な役を演技するのに邪魔になりかねないからです。
もちろんそれだけではありません。
感情の表現方法として表情の作り方や行動やしぐさや動作、さらには声の表現といったものまで細かく指導をされます。
また、実際に台本を使った舞台で、立ち振る舞いや声の通り方、立ち位置の確認や幕などの設備を目の当たりにして使いながら実習を行うことで演技を身に付けます。

他にもカメラを通して自分がどのように映るのかを確認しながら表現を勉強していく映像演技というもの行います。
カメラ使って撮影されたものがテレビなどから映像として映った時に実際の演技との角度が尾のように反映されるかという、とても重要なカメラワークを意識しながらの演技力という技術が身に付きます。
それ以外にも幅広い分野のダンスを学んだり、歌唱力をつけるためのトレーニングや舞台の製作にかかわる企画や運営といったものも自分たちの手で作り上げていくカリキュラムもあります。

実際に俳優としての仕事を得るために必要なオーディションの攻略を目的としたオーディション対策をおこなっています。
このような内容はたいていどこの専門学校でもおこなっていますが、オーディションの頻度や業界とのつながりはその専門学校によって変わってくるので、その学校を卒業した先輩や俳優さんの活躍している現場がどこにあるかを調べるだけでもその学校の強みがわかります。
また、学校の資料やパンフレットなどに映画や舞台、ドラマなど俳優さんを育てて活躍する場として、どこに強いかが書かれているのでそれらを確認したうえで俳優の専門学校(東京ダンス&アクターズアクターワールドなど)を選んで入学するのがよいといえます。